ストリート・スライダーズの解散から20年、久しぶりにハリーの声を聴いた。2018年にリリースされたJOY-POPSのアルバムである。このアルバムは、デビュー35周年を記念して、バンド解散以来18年ぶりに蘭丸と共演した全国ツアーを収めたライブアルバムである。
2000年にバンドを解散した村越弘明（HARRY）は、2003年ソロデビューアルバムを発表（買った）。2004年セカンド（買わなかった）、2006年ミニアルバム（買わなかった）、2008年にはスライダーズのセルフカバーアルバム「GATEWAY」をリリース（買った！今でもよく聴く）。2009，2010，2011年と立て続けにアルバムを発表（知らなかった）。そして2018年、デビュー35周年を記念して、JOY-POPSが復活し、全国ツアーを行った。
最近この動きを遅まきながら知った僕は、早速アルバムを購入した。昨日届いたばかりでまだ聴きこんでいないがが、「カメレオン」には衝撃を受けた。いきなりカミナリのような蘭丸のリフから始まったこの曲は始め何の曲か分からなかったが、粘っこく絡みついてくるハリーのギターで初めて「おおっ、『カメレオン』だ」となった。そのまま蘭丸はリフを弾き、ハリーはリズムを刻みながら吠える。
とにかく、いいもの聴かせてもらった。やっぱりハリーの声は特別だ。最近はボウイ、岡村靖幸、プリンス、佐野元春、と忙しいのにJOY-POPSも聴かなければいけない。大変だ。
