前に、「理屈っぽい」と「ぶっ飛んだ」歌詞を紹介したが、今回は「ロックの思想」が顕著に表れている歌詞を紹介します。つまり、僕が聴いて盛り上がる曲です。1曲目は、ハイロウズの「罪と罰」。
オレの短い導火線に火をつけるなら気をつけろよ
オレの短い導火線はすぐに燃えつきてしまうんだ
翼の折れた伝書鳩にダイナマイトをくわえさせる
早い話がテロリストだ 早い話がハイジャックだ
有罪 有罪 有罪 重罪
誰かに疑われる前に あらいざらいブチまけてやる
罪ならば全部認めるが 罰を受けてるヒマはないぜ
有罪 有罪 有罪 重罪
デカいドリルで穴を掘って 地獄の門にションベンする
天国の扉をたたいて ピンポンダッシュでバカ笑いだ
正しい道だけを選んで 選んでるうちに日が暮れて
立ち止まったまま動かない 結局何にもやらないなら
有罪 有罪 有罪 重罪
ヒロトは「ぶっ飛び」の歌もよく作るが、こういう自分のスタンスを歌う歌詞もとても好きだ。マーシーとはまた違った過激さがある。
「罪ならば全部認めるが 罰を受けてるヒマはないぜ」は必殺ですな。