hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

どんとはロック・コンサートに笑顔をもたらした

 ボ・ガンボス時代のどんとの笑顔ほど魅力的なものはない。ローザ・ルクセンブルク時代から笑顔はあったが、当時は正直少し鼻についた。しかし、ローザ解散後、本当に自分がやりたかった音楽を仲間とともにやり始めた時、どんとの底抜けの笑顔は輝き出した。
 その頃の日本のロック・ミュージシャンは、笑わなかった。あの忌野清志郎でさえもだ。切羽詰まった気持ちや悲しさを表現することはしても、心の底から笑う姿を見せることはなかった。それどころかかっこ悪いものだと認識されていた。喜怒哀楽を自由に飛び回るミュージシャンはどんとが初めてだったのではないだろうか。それ以来、ロック・コンサートではミュージシャンが笑顔を見せることが多くなったように思う(今では笑顔の大安売りだ)。
 蛇足ながら、オーティス・レディングの「ガッタガッタ」は忌野清志郎の代名詞だが、どんとの「ガッタガッタ」も清志郎に匹敵するものである。

 おっと、ヒロトの笑顔も同時期だった。ヒロトのはちょっと照れも入っていたかな。