最近は、学校研究のまとめにあまり力を入れなくなった(働き方改革のせいかな)。でも、しっかり振り返っておかないと来年度にもつなげられない。その書き方を知っておかないと、共通理解ができなくて、中身の薄い研究になってしまう。
若い時は、何を書けばいいのか分からなくて諸先輩方の真似ばかりしていたが、僕の師匠からどんなことを書けばいいか、研究主任をしていた時に習った。それを紹介します。
まず、
〇研究主題や副題に迫ることができたのかできなかったのか。
その判断の根拠(児童の具体的発言・行動)
具体的取組
を書きます。そして重点目標(例)について書きます。
(例)基礎基本の確実な定着
〇〇タイムで・・・・な取組をしたから( )の学習で子ども達は(または授業が)〔研究主題副題に迫る具体的言動及び姿・意識になった〕
(例)多様な考えが生まれる工夫
( )の場面(問題で)で、〔・・・を目的として〕課題(発問)を〔 〕としたら、子ども達は(または授業が)〔研究主題副題に迫る具体的言動及び姿・意識になった〕
(例)相手に伝わる表現力の育成
〔具体的な指導〕をしたら、子ども達は〔 〕の場面(問題)で、〔研究主題副題に迫る具体的言動及び姿・意識になった〕
最後は成果と課題です。
成果と課題
(以上をまとめると研究主題や副題に迫ることができたのか、できなかったのか。)
成果
・主体的に学ぼうとする姿が・・・。
・自力解決に向けて意欲をもって取り組む・・・。
・友だちから学ぼうとする・・・。
・学び合いの場面が・・・。それは、・・・・・が有効であったのだろう。
課題
・主体的に学ぼうとする姿は一部の児童に見られるものの、全体のものになっていない。
・学びはあるが、「合い」がある授業になっていなかった。
・・・・・について実践を深める必要がある。