僕の算数の師の言葉の一部を書いてみます。
☆一人一人の学習が成立するようにしていくのが授業。「自分のために、自分たちで解決していく。」という意識が必要。
☆学び合うためには、子どもたちを関わらせる。
例 1年生3口の計算
動物園に、猿が3匹、キリンが5匹、ライオンが4匹いました。全部で何匹いますか。
子どもA 3+5+4=12
子どもB 8+4=12
子どもC 3+9=12
一人ずつ説明させていては、子どもは話を聞かなくなる。そこで、「きりんさんどこ?」と発問することで、3通りの答えに子どもたちが関わる事になる。
☆きいてほしい、聞かせてほしいという気持ちを、どう起こさせるか?
☆結果より過程。子どもの育ちを喜ぶ。
☆子どもに求めることが、多くないか。高くないか。
☆開かれた終わり 解決して終わりではなく、解決したら、次の課題が見えてきた。それを明確にして終わり。次時は、「今日、何を勉強するの?」で、始める。
☆子どもの考えを生かして、学習する。
1.誤答をどう生かすか事前に考えておく。
2.子どもの考えの流れに沿って
T 「本数も広さも違う。比べる方法はないのか?」
C 「ある。」
T 「絶対ある人?あると思う人?分からない人?」(見極める)
T 「絶対ある人に聞いてみたいと思わない?」「自信がないことが、最後にあるようになればいい。」
「どうすれば、比べられそう?」
これをいかに自分のものにするか?日々考えて授業に取り組んできた。