只今午前1時30分。リビングの明かりは全開にしてある。いかんよ、これはいかん。昨夜は、夕食を作る気になれなかったので、妻にレトルトカレーを買ってきてもらい、二人でぼそぼそと食べた。そこから調子の悪さが続いてるようだ。
今から一通り書きたいことを書いたら、寝る努力をしてみよう。
先日、本を読むことと映画を観ることを同時進行していると書いたが、読書の方にエンジンがかかり、久方ぶりに読破することができた。って言ってもインタビュー本なんだけどね。
本のタイトルは「ルースターズの時代」(今井智子著)。ルースターズの音源がサブスク解禁になったことや、初期のライヴアルバムが発売されたことを受けて企画された本である。
ルースターズに関するこの手のインタビューは、色々な雑誌で読んできたが、一冊にまとまったものはこれが初めてである。結成前から解散後まで、ルースターズに関わった数々の人の言葉を聞くことができる優れものだ。
まあ、知ってることの方が多かったが、「そうだったのか」と思ったこともあった。
一番の驚きは、後で加入してきた下山淳が、「ルースターズのサウンドの核は大江慎也のギターによるものだったと思い知らされた」と言っていたことだ。ドラムの池畑でもなく、ベースの井上でもなく大江のギターだったということに結構衝撃を受けたな。すごいギタリストだな、とは思っていたけれど、あの下山淳がここまで言うとは思わなかった。
これは僕にとっては大事なことなので引用させてもらおう。
―大江さんの状態も心配な時期ですよね。彼の存在はやはりルースターズにとって大きいと思います。
下山:そうだろうと思う。俺が入ってから、昔の曲もリハーサルするじゃない?大変だったんだよ。「こんなことやってんだ、こいつら」って。もちろん最初からそれは分かってて、すごいバンドと認めてたけど。 ~中略~
(ハードコアばっかりやってて)だからルースターズはできるかなと思ったらあにはからんや。「すごい難しいな」って思って。ロックンロールなんだけど、普通のロックンロールじゃないんだよね。しんどさが違う。独特で。
で、だんだん知っていくわけ、なんでそうなったか…だいたい大江くんがやってるんだよね、ギターは。花田がやってると思ったら、実は大江だった。 ~中略~
―グルーヴ感みたいなことですか。
下山:うん、芯のところで。「どういう感覚でやってるか」みたいなことが知りたかったんだけど、とんでもないことだった。 ~中略~
だから大江くんのギターが重要だったんだなって気がしたね。すごい弾き方してる。アバウトそうだけど、そうでもなくて。あれは、大江くんにしかできない。
この発言を読むことができただけでも読んだ価値があるというものだ。下山淳が大江慎也をこんな風に思っていたなんて知らなかった。
さてと。今日もどうなるかは分からんが、記事を書くのは一旦ここでやめよう。眠ることができるか挑戦してみるとするか。
結果発表です。少し眠ることができました。コーヒーを淹れ、ぼうっとしていたら妻が起きてきた。例によって学校での出来事を色々話しかけてくる。僕は余裕を持って受け答えすることができた。
今日は、段ボールを整理し、リサイクルボックスまで持っていくことができた。歯医者のアポを取った。ギタ練を少しした。最近の僕にとってはよく頑張った方だ。
それでは。