hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

400-1~15

あとがき

まずはここに訪れてきてくれた人に感謝を。勿論誰かに読んでもらいたくて書いたので、アクセス数という目に見えるものに一喜一憂しながら、お話をアップしてきました。 ことの発端は、前任校で同僚だった男性教諭から、「先生の授業は文章化できないんですよ…

再生へ

私は、歩いていた。ただひたすら同じ道を歩いていた。そうやって歩くことで新しい道が見えてくるとでも思っているかのように。私が歩き始めたのは11月始めの頃だった。それ以来晴れの日も曇りの日も雨の日も天候に関係なく、1週6.4㎞の小さな湖を約1時間…

フォーハンドレッド外伝(チアイの妖精日記)

ふぅ。 やっと『俺』が私に会いに来てくれた。 1年ぶりかしらね。あなたの夢の中に招かれたのは。 『俺』と初めて会ったのは、夏の終わりだった。名前はタナカさん。小学校の先生をしている。あの時は痩せこけた身体で私を抱いた。妙に切迫感があったな。で…

三回目〜再会と別れ〜

あれから2週間が過ぎた。私はまた酒を飲むようになっていた。心のどこかでもう一度チアイに会いたい、と思いながら。 17時30分。さあ、宴会の時間だ。 コン、コン、コン、とノックの音が三回聞こえた。チアイ?いや、この音はチアイじゃない。もっと現…

過去Ⅱ

「昨日は、俺がいろいろな欺瞞を感じながらも、周りから認められたいって思っていたところまで話したんだね。」「ええ。それに気づいてあなたは自己嫌悪に陥っていた。」「そう。だけどね、4校目に赴任した学校で俺に大きな転機が訪れたんだ。その話をする…

チアイとの会話Ⅲ

「お疲れ様。」 「うん。ありがとう。大体こんな感じでいつも授業をしてるよ。でも今日は充実感があったな。何言われてもいいや。どんどんダメ出ししてくれよ。」 「分かったわ。まず、一言で言うと子ども達が安心して学習に取り組めた授業だったと思うわ。…

授業Ⅱ-後半

「じゃあ、これで2つ解読したね。続けて下さい。」 と言うと、レンが立って、 「3×7+4=25の説明をします。」 と言った。 「こういう囲み方をすると、3このまとまりが7つできて、外側に、1こずつあまるから3×7+4になります。」 と言い、マジッ…

2回目   授業Ⅱー前半

次の日の17時30分。コン、コン、コン、とノックの音が3回聞こえた。昨日と同じ様に現実感のない音だ。 玄関へ向かい、ドアを開けた。チアイがいた。昨日のように私の顔の高さでふわふわ浮かんでいる。今日もOLスタイルだ。 「こんにちは。」 「こんに…

チアイとの会話Ⅱ

チアイは、とてもゆっくり、私の書いた文章を読んでくれている。ふわふわ宙を舞いながら。その間に俺は、ジャスミンティーを入れた。ゆっくり飲みながらチアイが読み終えるのを待った。 最後のページを読み終えると、チアイはテーブルに着地した。そしてにっ…

妄想小説「キヨシと俺」~忌野清志郎が「キヨシロー」になるまで

※以下の文はこの地球Aから少し時間軸のずれた地球A’で起こったキヨシローとチャボのお話です。この地球Aで起きたことと違うところが多々ありますが、ご容赦下さい。 「イエー、イエー、イエー、RCサクセションです。イエー。」 「俺らのなー、ゴキゲンなラ…

過去Ⅰ

「じゃあチアイ、質問があったら、口をはさんでもいいからね。喋ってみるよ。」 「まず、教員になる前の話から始めるね。俺は、ロックミュージックと本とプロレス・格闘技観戦から物の考え方を学んできた。具体的に言うと、忌野清志郎の歌詞や松村雄策のロッ…

チアイとの会話Ⅰ

「お疲れ様。」 チアイが私に向かって話しかけた。私はテーブルに肘をついて椅子に座り、チアイはテーブルの上に立った。ちょうど目と目が合う高さだ。横にちょこんと靴がおいてある。靴の下にはちゃんとタオルが敷かれている。 「うん、疲れたよ。けど楽し…

授業Ⅰの最後

私は、黒板に「創る」と書いた。 「先生は、授業は『創る』ものだと思っています。「つくる」って他にも漢字があるよね。この『創る』は、どういう意味を持っていると思う?分からない人はすぐ漢字辞典を出す!」 みんなは急いで漢字辞典を開いて調べ始めた…

授業Iの続き

私の手の中にソフトバレーボールが現れた。私は、 「はいっ」 と言っていきなりスズカにボールを投げた。スズカはびっくりした様子だったが、上手くボールを取ることができた。 「はいっ」 と私はスズカの方に手を出してボールを返して、というポーズをとっ…

400(フォーハンドレッド)

はじめまして。hanami1294と申します。早速ですが、やりたいことをすぐに始めます。私の書いた小説もどきを読んでもらいたくて始めました。 400)(フォーハンドレッド) 400! 字詰めに煮詰めて 己を見つめて言葉を沈めて 400! 世の中の嘘800 …