hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

教育

秋眠日記16 ~「深い読み」って簡単に言うなの巻~

火曜日に研究授業があった。僕は2年ぶりに研究授業というものを見た。その後の授業整理会にも出席した。かなりの快挙だと言えよう。授業を見るのは楽しかった。 しかし、何だかいろいろなことを考えてしまったよ。例えば今の自分があるのも先輩の存在があっ…

秋眠日記14 ~ロッド・スチュアートの巻~

ロッド・スチュアートの新譜が発表されていた。「ワン・モア・タイム」という曲がシングルになっているようだ。 ロッドって今何歳なんだ?76歳?76歳のおじいちゃんが「ワン・モア・タイム」って曲やってるんだよ。すごいね。色々なものを手にしたであろう、…

吠える代わりに睨み続けた

村上春樹は、エッセイを書くネタを常時50個以上持っていて、毎週書くのに「何を書こうかな」なんて困ることはないんだって。さすが、大作家は言うことがでっかい。スケールが違い過ぎる。 というわけで、今日は昨日一昨日のことを書こうと思う。学校ネタだ。…

秋眠日記8~計画訪問が終わった~

ビリー・ブラッグとエイミー・マンのニュー・アルバムが同時に届いた。勿論アップルミュージックの仕業である。今週はこの2枚で忙しくなりそうだ。今は朝5時、ビリー・ブラッグを聴いているが、この時間に聴くとしみじみとしていい。12曲46分なのも相変わら…

秋眠日記7~今日は月曜日、のつもりで~

今日は前に主治医に言われた「金曜は土曜、土曜は日曜、日曜は月曜のつもりで動け」を実践しようと思う。早速、頭を仕事モードに切り替えてみる(只今朝の5時)。ノートを広げ、明日の計画訪問に備えての板書計画を書いてみた。何となく授業のイメージが湧い…

秋眠日記

今日は徒然なるままに書くので、秋眠日記である。とはいえ以下の文章は先週の土曜日に書いたものである。今では書いた記憶も定かではない。 最初の頃の記事は、せいぜい500字程度だったが、回を重ねるごとに字数が増えてきて、今では2000~3000字書いている…

事実だとしたらこわいが・・・

何が事実だとこわいのか。それは「今までのような仕事に対する情熱がなくなったのではないか」ということである。 何を根拠にそんなことを言うのだ、というのと、仕事への情熱ってそんな必要なものか、という内なる声が聞こえてくる。 何を根拠に、と言われ…

常に上書きしておきたいものだ

酔っぱらった状態で文章を書くと、ろくなことはないのはもう散々体験している。後で読んで「うぁ~」となるに決まっている。少なくとも1日は寝かさなければいけない。しかしワイン半分を飲んだ後、こうしてパタパタとキーボードを打っている。後で読んでどう…

「じょうぶな頭とかしこい体になるために」再び その2

まだ授業の余韻が残っているうちに書いてしまおう。 今週は、5,6年の社会で五味太郎の「じょうぶな頭とかしこい体になるために」を使って授業をしたことは書いた。その後クラスによって残り時数が違ったので、1時間で終わるクラスもあったし、3時間したクラ…

BBAはあり?! 話し合いもしないで?

これはまた難しい問題に手をつけようとしたものだ。ちゃんと説明しないと読者に伝わらないぞ、BBA問題。 これはつまり通知表の評価のことである。 学習指導要領の改訂に伴い、評価の仕方も変わった。従来は国語以外ほとんど4観点だったものが昨年度からから…

「じょうぶな頭とかしこい体になるために」再び

4,5,6年ともに1学期の学習内容が終わったので今週は何をしようか?と悩んでいたが、5年生と6年生は、昨年度6年生でやった五味太郎の本(じょうぶな頭とかしこい体になるために)を使っての授業をすることにした。 勉強ができる、またはテストの点数がいい…

流血試合となった授業(ソフト版)

火曜日の5年生の社会は気が重かった。もう僕に残された授業(テストとかじゃなくていわゆる普通の授業)をするエネルギーは限界だったし、5年の授業は3,4限だった。ひとつは「覇気のないクラス」、もうひとつは「授業規律もピシッとしていてやりやすいクラ…

またか、と思われるかもしれませんが・・・

今日の給食のメニューは白ごはん、めった汁、ブロッコリーのサラダ、とうふハンバーグ、チーズであった。5年生はざわついていた。そして廊下で僕を見かけると、ニヤニヤ笑っていた。 どういうことかというと、こういうことだ。僕は小学2年生の時にある食べ…

プロレスと授業

僕は少年時代からプロレスに夢中だった。特にアントニオ猪木の雄姿には痺れた世代だ。その後も前田日明、高田延彦、船木誠勝等の新日本プロレス直系のレスラーや田村潔司などのUWF出身のレスラーを追いかけていた。 その後、グレイシー柔術が格闘技界を席巻…

初めての参観日

小学校での初めての参観日、つまり1年生になって最初の参観日(4月中旬頃だろう)に僕は出席しなかった(朝から学校にはいたんだよ)。正確に言うと最初の35分は参加しなかった。 今から書くことは多少の脚色を交えたノンフィクションである。(そんな大げ…

便利は便利なんだけれど

今頃というか今更と言うか、授業でiPadを使うようになった。といっても、教科書の資料を拡大したり、注目してほしいところに印をつけたり(指で。ペンは何故か導入されていない)するだけだが、もうこれがないと授業が成り立たない。 あとは動画か。教室によ…

悪い癖

只今の時刻は午前3時である。何でパソコンに向かってんだ、という時刻である。 昨日、久しぶりに4年担任と話した。どうしてもクラスに入ることのできない児童がいて悩んでいた。現状を聞いて、ああでもないこうでもないと話していたのだが、勿論結論は出な…

こっちの調子が悪いと向こうの調子がいい

今までの経験から言うと、僕の心身の調子が悪い時に限って、子ども達の調子がいい、ということがどうも言えるようである。そうなると僕もつい調子にのって頑張って授業をして、後でどっと疲れる、ということになる。教員になってそれをずっと繰り返している…

何とかなった、とりあえず

あるブロガーさんから、あなたは随分個人的なことを書いているけれど、職業柄大丈夫?と心配されてしまった。 どうなのだろう。自分が書いているって特定されたら教委から何か処分されるのだろうか。正直言うと、まあ処分されるなら別にいいやっていう気持ち…

弱ったなぁ・・・

先週の金曜日のことである。 5年生の社会をした。テスト前のまとめプリントだ。全然心配していなかった僕だったが、子ども達からやる気がどうも感じられない。表の問題の答え合わせをして(←子どもに挙手させて答えを言わせた)、裏の分の答え合わせをする時…

「本質に迫る」ってどういうことだろう

どうしてこんなことを考えたくなったかというと、やはり先日の算数の授業がまだ心の中に残っているからだ。 goo国語辞書によると「本質」とは、物事の根本的な性質・様子。そのものの、本来の姿、と書いてある。 例えば「算数科の本質に迫る」と書くと何やら…

穴があったら入りたい(ああ恥ずかしい)

全くどうかしている。いやね、昨日のことなんだけど、4年1組の担任に変わって算数の授業をしたんだよ。その授業がもう悲惨で悲惨で。恥ずかしくて顔から火が出そうだよ。 事の顛末は次の通りである。金曜日の午後からプール掃除が予定されていた。微妙な天気…

最近の仕事っぷり

4月は奇跡的に年休2回(金曜の午後に取った)だけという偉業を成し遂げることができた。こんなに頑張ることができたのは一体何年振りのことだろう。この調子で5月もいってみたいものである。何よりもストレスがぐっと低くなったことが大きい。職員室に居る…

こういうのは嬉しい

ブログで書きたいネタがあり、ある程度見通しを持って書き始められる場合と、書きたいネタはあるが、どんな文章になるか見通しが持てないまま取り敢えず書いてみる場合がある。後者の場合は自然とウィキペディアに頼ることが多くなる。今日は、ネタはあるが…

恐怖政治は終わった 新しい世界を作ろう

「先生」を無理矢理2つのタイプに分けるとしたら、「子どもを上手く管理したい」と思っている人と「子どもの自主性を伸ばして育てたい」と思っている人に分けられると思う。この正反対と思われる2つの針(考え方)の間には勿論グラデーションがかかっている…

「話を聞く」姿勢を身につけると授業が動き出す

「ベルスタ」についての取り組みをしているうちに、自然と「話を聞くこと」「友だちに注意する事」についても触れることになるところまでだったな。 うーん、そうだなぁ。「話を聞くこと」についてはいつも意識していることなので、その時その時の状況を見な…

「勉強の仕方」を勉強する時期

4月が終わるまでのあと10日間で子ども達には「勉強の仕方」を学んでほしいものだ。そこで一つの「小さなピーク」を作る。GWが終わったらまたリセットするので5月6日から再び子ども達との戦いが始まる。そのための足掛かりとして、4月中にこちらが求めて…

こんなにも違うものなのか

4月3日にアップした記事で、職員室の雰囲気が劇的に変わったことを書いた。 先週1週間は「ほんとに変わったんだなぁ」と実感する日々だった。 まず、職員室に居られる。1日10分しか職員室に居ることができなかった僕が、である。驚きだ。職員室でお茶を飲ん…

マチダ先生

サカグチ先生と一緒に異動してきた2学期のある日、突然家に先生から電話がかかってきた。「あなたマチダ先生って知ってる?」と聞かれたので「名前だけは知っています。何だかすごい先生だということも」と答えると、サカグチ先生は「今度うちの学校に来て…

ヒガシ先生

ヒガシ先生との出会いは半分は僕が引き寄せたものだ(自慢)。 例によってサカグチ先生と一緒の時である(1年目)。4年担任として苦労したことは書いたが、そのクラスの中にアスペルガーの男子児童が1人いた。その子はクラスのいろいろな友だちに心無い言…